モンパリ その3 - さまざまなことども

今、パリは朝の6時。

ロンドン行きのユーロスターに乗ろうと、電車を待っているところです。

7時過ぎの電車なんですが、出国審査もあるし…と思ってホテルを出たところ、

早く着きすぎて、それならばとこれを書いています。

昨日は、日本の台風が心配で、

仕事のこともあるので、朝5時くらいからメールを送ったり、

ニュースを見たりして、ホテルでバタバタしてました。

前の晩のレストランの余ったパンを持って帰ってきて朝ごはんに。

これ以上ないくらい、パッサパサでした。

あ!今、横をシェパードが走り抜けていった!

警察犬?

駅のしかも審査後の待合室で!

昔飼ってたシェパードの雑種だったリキを思い出しました。

話が逸れましたね。

朝ゆっくり家を出て、どうしようかな〜とウロウロ。

セーヌ川を走る水上バスはまだ動いてないし…と、

エッフェル塔に登ることにした。

大行列!

各国のトラベラーが集っている。

スウェーデン、インド、中国、韓国…

並んでるのもそりゃそうだ。

6つある窓口の2つしか開いてない。

日本なら、全部開けてるんだろうな…。

これもよしとして。

一気に最上階まで。

さすが、パリが一望できる。

でもでも…寒い。凍えるわ〜。

1ユーロ入れて、望遠鏡を覗いたけれど、 目ぼしいものは見つからず。

おみやげ屋さんを覗いて、そそくさと降りた。

二度くらい、エレベーターを乗り換えるのですが、

混んでるのやだなと思って、人が少なそうな階段へ。

2階分くらいかなと思ってたら、なんのなんの、

7階分くらいあった。

そりゃ誰もいないはず。

降り始めて気付いた始末。

がんばりました。

これで午前は終わり。

その後、昨日予約ができなかった舞台の当日券を狙いに、メトロで移動。

だいぶ、メトロも乗り慣れました。

1時間ちょっと前に劇場に着いて、窓口へ。

あと10分後に一番左の窓口にと案内されて待っていたところ、

その窓口の予約の人が全然進まず、10分経っても窓口が開かない。

そわそわする。

本当に合ってるのかな?

お兄さんの英語を聞き間違えた?

すると、副支配人ぽいヒゲモジャらの人が現れ、

窓口のお姉さんに、「もう時間だぞ、何やっとんねん」的なことを言って、

他の窓口のお客さんに、「当日券は左の窓口に並んで」と言っている様子。

フランス語だけど、そこはなんか分かる。

わたしの後ろにずらりと列ができた。

わたし、一番乗りなのかな?買えるかな?

ドキドキしてると、前の予約のお客さんが終わって、

わたしの番が来た。

今日のマチネを…としどろもどろで言うと、

前から7列目くらいを案内された。

他の席は?と聞きたかったけれど、

後ろの列からの圧力とフランス語の出来なさで諦めた。

端席だけどいい席だしね。

ホクホクで、劇場の中のカフェへ。

朝から、パッサパサのパンしか食べてないから、お腹ぺこぺこ。

サンドイッチとコーヒーで、パリのマダム達と共に時間を過ごす。

わたしが見たところ、日本人は元より、

アジアの人はほとんどいなかったなあ。

フランス語も分からない私が、よく観ようと思ったもんだ。

演目はシェイクスピアの夏の夜の夢だったはず。

フランス語のタイトルすら分からない。

ま、いいか。

席に着いて、パンフレットを読むふりをする。

すると係員の人に、

「マダム、あなたのチケットを見せてもらえませんか?」

と言われた。ような気がした。

彼の後ろにはご夫婦がいたので、きっと席を間違ってると思われたんだなとチケットを見せた。

すると、一斉に?な感じに。

まさかのダブルブッキング?

よく分からないけど、わたしはそのまま、

ご夫婦は前後の席になった。

なんかよく分からないけど、だんなさんの方に、

「わたし席、変われますよ」と拙い英語で言ってみた。

いいよいいよと言われ、そのままになったのですが、

どうも奥さんに、

「日本人の人が席を譲ってくれるって言ってたよ」的なことをフランス語で言っていたよう。

いい人アピールできたかな?

よく考えると途中から妄想です。

さて、開演。

のっけから斬新な演出。

下半身がパンツ一丁。

舞台に砂が敷かれていて、これがいい効果をもたらしている。

あれがオベロンで、あれがパックか。

と、夏の夜の夢の登場人物を思い出して、当てはめて見ていた。

うん?なんか変。

夏の夜の夢ってこんな話だったっけ?

混乱。

これって、十二夜なんじゃないの?

アレンジしてるの?

あとでフランス語を調べてみると、完全なる十二夜でした。

混乱を除けば、面白かった。

全然フランス語は分からないし、頭がショートしてちょっとうつらうつらしたけど。

なかなか出来ない経験ができて良かったな〜。

濃密な3時間を過ごしました。

さて、次は一度乗りたかったセーヌ川水上バス

乗ったら二駅でホテルの近く。

一日券は17ユーロ。

チケット売り場で、「学生証あったら出して」と言われる。

「わ、わたし、アダルトです」と言うとクスッと笑われる。

フレンチジョークだったのかな?

二駅で17ユーロは割に合わない。

約1周乗って、写真を撮りまくりました。

そんなこんなで、もう夜。

家に…ホテルに着いて、もう一度身支度を整えて、

近くのレストランへ。

ステーキが食べたかったのよね。

堪能して、またパンの残りを持って帰ってきた。

ユーロスターで食べようっと。

学習したわたしは、日本から持ってきたジップロックにパンを保存。

ロンドン行きの準備を始めるのでした。